5年前ラゼック手術を受け近視・乱視ともに矯正しました。
職業柄、目は商売道具ですし、見え方が変わると仕事ができなくなるということで
ぐーぐる先生や身内、先輩などに聞き取り調査したのですが
最終的に父(元軍医)の猛プッシュにより
眼科医にレーシック手術を執刀していることで有名な
青山 勝 先生にお願いする事になりました。
アメリカでも有名でレーシックといえばこの人!というお医者さんのようです。
レーシックの体験談は色々あるようなので詳しく見たい方は
世界一物知りなgoogleせんせいに聞いて下さい。
手術申込
まずはカウンセリング。
視力や目の形を測ったり、乱視の有無を確認したり結構入念に検査されます。
手術前の視力は左右0.03でした。(この時使っていたコンタクトの度数は-5.25)
検査後に先生とのカウンセリングの際に乱視も矯正したい旨、
執刀医の希望を言ったところ通常すぐ手術していただけるところを
2週間待ちになりました。
手術は普通のレーシックではなくスポーツ選手用のラゼック手術を受けました。
レーシックより失敗が少ないことと
長年のコンタクト利用のせいで角膜が薄めだったことが決め手でした。
ちなみに術後の視力は選べます。
私は元々が0.03だったので1.8までしか上げれないと言われましたが
0.1程度あれは2.5くらいまで上げれるとかなんとか…。
見えすぎても意味がないので1.0程度にとどめる人もいるそうですが
私は1.5まで上げてもらうことにしました。
手術
当日も一通り検査をして手術の前室で点眼麻酔をされ、待機。
点眼麻酔は視界はホワイトアウトするのですがぼんやり見えます。
ストレッチャーで運ばれそのまま手術。声もメスを取る音も全部聞こえます。
たださすがにすごく慣れているので、
手術中に話しかけてくださる声が優しく安心できました。
手術は両目で15分ほど。
あっという間に終わり、30分ほどアイマスクをして休んでから診察。
アイマスクを外した瞬間目に飛び込んできた景色がクリアでびっくりしました。
「これが裸眼で見える風景か!」と感動。
術後
術後検診は翌日、4日後、1週間後、1ヶ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後です。
私はラゼックを受けたので視力は1週間かけて徐々に良くなっていくので視力測定が毎回楽しみでした。
レーシックは痛みもないし術後すぐに視力が1.5くらいまで上がるらしいです。
術後すぐの視力測定は0.6。術前0.03だったのでそれだけ上がれば世界も変わります。
2週間後には1.5に到達し、それから5年経った今も1.5を保っています。
レーシック手術のここが怖い
局部麻酔なので視界はホワイトアウトしているが目を押されている感覚と音、眼球が焦げる臭いがする。
なんだか文字に起こすと本当にホラーですね…
レーシックは大丈夫なようですがラゼックは角膜を溶かして手術を行うので手術の翌日は目が開かない。
光が見れない。タバコの煙が痛くて泣く。
点眼麻酔がずーっと効いている状態。切れると涙が止まらなくなるが、涙ですら沁みるので痛い。
角膜が再生する1週間の間眼球を保護するコンタクトが入っているのですがそれを1週間後外すのが悶絶するくらい痛かったです。
お値段
手術代は乱視矯正込みで約40万円でした。
それが安いか高いか。
保険適用外なので割高ですが診察や術後2年くらいはサポートしてくれた気がします。
1年診断以降行ってないですけど。
手術して5年経ちますが先日健康診断で測った視力は1.5でした。
大好きな温泉やプールでも困らないのが本当に嬉しいです。
最後に
青山先生に執刀していただいて本当に良かったと思います。
ただ私の手術を受けた医院はもう閉院されていて青山先生も今はどこで執刀されているのか存じませんが、ブログがあるので貼っておきます。
後から知ったのですが乱視の矯正が一番難しいそうです。
目の見え方に合わせて角膜をいびつに削っていくという高等技術だったそうで、
限られたお医者さんしか出来なかったようです。
今は目の中にレンズを入れる方法などもあるようですが、異物を入れずに矯正していただけて良かったです。
レーシックに限らず執刀して頂く際は
病院の評価でなく執刀してくれるお医者さんで選んだ方が良いと本当に思いました。
そして、私は後遺症がなくなりました。
術後半年ほどはハレ・グロア共に出ていましたがそれ以後はだんだんと良くなり1年検診の頃には出なくなりました。
体質や執刀医の方などによりずっと出る方もいらっしゃるようです。
手術を受ける際は自分の体にメスを入れることをよく考えてから受けてください。
私は結果的に良かったですがたくさんの方が後遺症で苦しんでいます。
手術の1年ほど前に緑内障の1歩手前だと言われ、眼圧が高かったのですが
手術後は眼圧が下がり症状が一切出なくなりました。とても嬉しい副作用です。