京都の市原平兵衛商店のスス竹の『みやこ箸』です。
スス竹とは旧家屋の天井裏などに使用されていた竹が、いろりやかまどの煙で煽られ150年程の年月が経つことによって、丈夫で反りにくい素材となったものです。その竹を使用したみやこ箸は、とても上品でしかも頑丈でお箸の持ちも良いそうです。
私が使っているのは小の19.5cmの節がなく色が薄めのもの。
一般的なお箸としては子供用の長さなのですが、市原さんのものは長さに関係なく大人も使っているそう。
コンパクトで持ち運びやすく、家はもちろんお弁当でも使っています。
箸先が削られており、この微妙な角度がすごく使いやすいのです。
私ってこんなに箸使いが上手だったかなと勘違いするほど小さなものでも楽に取れます。
私にとってきっと一生手放せないお箸になりそうです。
京都へ行くとつい寄ってしまう名店の一品です。